こんにちは。聖公会聖母こども園_管理栄養士の中山です。
9月も中旬にさしかかろうとしているのに日差しも気温も夏のまま😲😲
夏バテをと通り越して、秋バテになっている感じです。
そんな中でも毎日元気な園児たちですが、熱中症は要注意❕
当園でも水分補給、屋外での活動を制限するなど熱中症対策を徹底しております。
さて今回のタイトル、おやつレシピ:特別編についてご案内します。
聖公会聖母こども園では『食育』をテーマに日々活動しています。
身近な取り組みとしては園児たちが園の畑での野菜栽培を通じ、保育中のクッキングや自分たちで育てた野菜を給食の献立に使うなど、食の魅力をあますことなく体験しております。
そして今回は収穫の秋にあわせ、年長さん:23名にお米について様々な体験をしてもらう機会を設けました。初回は3グループに分けた1グループ目の体験会。
さてさて、みんなどんな反応をみせるのでしょうか?
お米ってどこでできるか知ってる?
『お米ってどこでできるか知ってる?』
園児たちに素朴な質問を投げかけたのは園内一お米に詳しい渡辺園長😊😊
「たんぼ」「はたけ」!?
子供らしい反応が飛び交う中、園長はいつも冷静👏
そこで、手にした稲穂をみんなの近くに見せてまわり再度反応を伺いました。
「やっぱり田んぼだ!」「家の近くにもあるよ!」
「なんか変なにおい・・・これがお米??」
さらに玄米と白米も近くで見せると、玄米のにおいをかぎ、そして白米を手でさわって一言。
「ちょと臭いね」「硬い」
やはり、家庭で食べているお米と結びつかない印象をもつ園児がほとんどでしたね。
お米研ぎ。しっかり研ぐ秘訣は猫の手?
園長先生の長い講義はここまで。ここからが体験会の本番。
まずはお米研ぎ。
お米を研ぐのは、お米の表面に付着したぬかやゴミ、ホコリなどを取り除くため。
園児たちに丁寧に目的を説明して、いざお米研ぎスタート。
指先を猫の手みたいにまるくしてぐるぐるぐると回します。この表現は正にピッタリ。
慣れない手つきながらも、園児たちは大事なお米を洗い場に流さないように注意していました。
炊飯器にセット。水加減は炊き上がりに影響するんです。😊
研ぎ終えたお米は早速炊飯器にセット。水はお米の量に合わせた目盛り位置にしっかり合わせます。水の量が多すぎたり少なすぎたりすると、炊き上がりに大きく影響します。
水遊びになれている園児たちも、ここは気持ちを落ち着かせて慎重に慎重に。😊
そして、すべての作業を完璧にこなしスイッチON!!
あとは炊き上がりを待つだけ。
お待ちかねの実食!!みんなからの笑顔はもらえたのか?
ぐつぐつと音がしはじめ、待つこと40分。
待ちに待った園児たちに炊き上がり知らせるブザー📯。そして歓声👏
急かされた当園スタッフが炊飯器の蓋をあけると勢いよく湯気が立ち昇り、園児たちの歓声も最高潮😊
「わぁ~」「美味しそうなにおいがするね~」
そしていつものように盛り付けと配膳。
でもいつもと何かが違うようです❕
園児たちの反応は素直です。今回は特別に自分たちがお米を研ぎ、水加減を調節して炊いたお米。
いつもと同じわけがないですね。
「おいしい」「幸せ」「最高」「何杯でも食べれる」
ご覧のように満面の笑顔をいただきました。😊😊😊
ごちそうさまでした❕❕
いかがでしたか?
見る・聞く・味わう・嗅ぐ・皮膚で感じる。
五感をフルに使った豊かな体験になりました。
PART3まで続くこの企画、これをきっかけに家族のためにお手伝いする子が増えるといいなと思っています。
それではPART2をお楽しみに😊